バーコード四方山話4 「JANとASINとFNSKU システムの話」

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はじめに

サポートの沖です。

なんだかんだとJANネタが続いております。ただ、年末までは持ちそうにないので、ブログのネタを募集中です。よろしくお願いします!(大事なことなので2回言うw

JANとASINとFNSKUの話(再)

前回のブログをご確認ください「バーコード四方山話3 「JANとASINとFNSKU 販売の話」。AMAZONはASINが基準になるので基本を再確認です。システム的にはFBAだとFNSKUも重要ですね。

APIの話

Amazonにはセラーセントラルとは別にAPIも用意されています。商品情報に関するものと商品販売に関するものの2つあるという理解でいいと思います。

商品情報取得API

商品情報を取得できるAPIで、PA-APIというものがありました。詳細はこちらを参照。

https://webservices.amazon.com/paapi5/documentation

アフィリエイトリンクを自分が管理しているページに貼ってると使える仕組みの大元はこれ、という理解でいいと思います。取得できる商品情報には色々な情報があるので、以下の様なことができます。

  • Amazonの指定カテゴリの全商品抽出
  • 関連する商品を芋蔓式に見つける
  • アメリカ等との内外価格差を調べる
  • 品切れになりそうな雑誌を見つける

ただ、アフィリエイトの売り上げがないとリクエストが拒否されたりとかありました。このAPIを使ってひたすら商品検索してたらawsのBillingでリージョン間通信が多発してまして、すげー分散だーと感心した覚えがあります。費用とかはよく覚えてませんがw

なにせ、その時のawsアカウントはUSと紐づけた結果、ログインする方法がなくなり。。。JPサポートに問い合わせても「無理っすね。USに聞いて」でUSのチャットに問い合わせても返事ないしで手詰まりでして。。ということで今回のブログで何かキャプチャ貼ろうとしたんですが断念しております。アカウント統合は碌なことがない。。

なお、今回検索したら、色々と制限が増えた上にCreator APIというものに移行だそうです。ほえー。

BrowseNodeInfoとかはまだ使えるけどOffersは2026年1月で終了とかなので既に価格情報は無理っぽい。アフィリエイトのリンクの生成だけならAmazonのページで手動で1つずつ作成というのも出来るはずですが、情報使って何かするという場合は必須なAPIなので新しくなったのを機に、またいろいろ作ってみたいところです。

セラー向け商品管理API

セラーが商品を出品したり、価格改定したりなどをするときに、セラーセントラルではなくAPIで処理できます。大量商品の登録とか管理とかを考えると使うと便利ですね。前回ブログで紹介したファイル読み込みで一括更新可能なのですが、自社システムと連携とかを考えた場合はこちらの方法がいいと思います。

APIにはAmazon Marketplace Web Service(MWS)というものがあったのですが、すでにドキュメントなどが消えているようです。MWSは2023年の年末までだったようですね。今はSelling Partner API(SP-API)に変わってますが、2026/04時点だと過渡期のようです。しかも有料になるという。。年額1400ドルだから、軽く開発というハードルが上がりそう。自社利用だけなら無料っぽいですが、その辺の区別がどうなっているのかがページからは確認出来ず。。

これが使えると、出品の自動化とか価格変更の自動化ができます。あとはASIN指定で価格情報も取得できるので競合価格の調査もできます。ただ、昔は代表的な商品の価格情報が返ってきてて、コンディションとか発送とかが同一の商品は除外されるケースがありまして。。そのためAmazonの画面と差異があって原因調べるのに時間がかかるという。。大変だった。。

なお、商品ページに表示されている送料は確か関東の金額で、送料自体はエリア単位で設定が可能です。なので、表示されている送料は0円で、関東以外の人の場合のカートだと5000円という設定もできます。本来は離島料金とか大型商品で細かく金額を変える場合に使う機能とは思いますが、なんでもできるのも困ったものです。

BuyBoxの話

商品購入時にほとんどの人は「カートに入れる」か「今すぐ買う」を押していると思います。この時に出荷元/販売元が表示されているセラーがBuyBoxを獲得しているということで販売が有利になります。実際、わざわざ赤枠を押して販売元を選ぶ人ってほとんどいないと思います。

どうやったら獲得できるのかというのはかなり難しい問題で、Amazonから奪い取るのは結構厳しいかも。。基本的にFBAからの発送で値段が安い方(最安でなくても獲得できることはある)で、ショップ自体の評価が高くて、みたいな優良セラーになることが獲得の第一歩と考えてもらえらばいいかな。

出品者内の相対評価ではあるので、相手によって価格戦略を変えるというのも必要でしょう。なので、取得できていなければ価格を微調整して見るとか、取得後に値上げするとか、細かな調整を自動で出来るという前提だと色々できそうです。

カスタマインで何か出来る?

スペースでバーコード読み取りを開始する」でJANの読み込みが出来るけどASINやFNSKUは無理。なのでFBAの利用にはあまり使えないかも。自社ECで販売した時の出庫には使えると思います。

kintoneアプリの方で自社&Amazon在庫管理をしてて、自社で販売したので在庫数減らすと言う場合は「JavaScript を実行する」になるかもですが開発が必要ですね。なおFBA商品は倉庫に在庫があるので数量の変更は不要です。その他だと「AWS Lambda ファンクションを実行する」で呼び出すことでも実現できそうですね。

あとは、他セラーの商品価格変更を通知で受け取ると言うこともできるので、EventBridgeからStepFunctios経由でkintoneにレコード追加で、そこからカスタマインのカスタマイズと言う構成もありそう。StepFunctiosだとノーコードだから作るのが少し簡単?

https://developer-docs.amazon.com/sp-api/lang-ja_JP/docs/notifications-api#tutorial-set-up-notifications-amazon-simple-queue-service-workflow

Amazonとawsが隣のビル同士だった時代

10年以上前ですが、Amazonに呼ばれてツールに関する話とFBA利用推進についての話をしたことがありました。その当時はMWSで販売系の機能は色々なソフトにありましたがFBAの機能は弱い感じだった記憶が。目的としてはFBAを簡単に利用できる様々な機能によって利用率を上げてという意図だったようですね。結局は対応するチャンスはなかったので、どうなったかは不明。。

SP-APIだとFBA関連の機能がどうなっているかが不明ですが、販売予測や費用計算などがあると便利? とは言え、以前から販売実績に応じて欠品しないように納品を推奨という機能は標準であったはず。なので、今、Amazon側が求めている機能はFBAではないのかも。

それよりも開発のハードルが上がった(費用的にも)気がするので、そういった足切りをしているのかもですね。雑に「やってみた」系のブログは生まれにくいかも。そうすると情報が表に出てこないので生成AIの学習が足りず。。公式ドキュメント頼りになりそうな予感がします。

アメリカのFBA

季節要因の商品など全体のトレンドが予測できる商品の場合、FBA間で在庫をトラック移動するという話もありました。風邪の症状を検索している結果を参照して感染状態を把握して、需要が増えそうなエリアに在庫移動というような仕組みらしいです。Amazonが自動転送するので自分の方ではコントロール出来ないし転送中は販売できないので、在庫管理には注意が必要ですね。

なお、日本からアメリカのAmazonで出品と販売も可能ですが、販売手数料を取られる上に発送が手間だし送料高くて採算合わない問題があります。そこでアメリカのFBAに納品すれば個別発送がなくて良いのではと試してみたのですが、当時は地元のクロネコヤマトではそんな送付をする人がいなくて全てが手探りでした。。結局は金額差だけ見て商品選定した結果、回転率が悪くて不良在庫になり、アメリカ在住の知人に全てプレゼントという結果に。その代わりに向こうの$1ショップで売ってたNBAのDVDを貰ったりと、結果的には面白い経験でした。

まぁ、アメリカに対しての販売ならeBayではないかという話は置いときますw

「ワンマイル」

とまぁFBAの話を社内でしていたら、「『ワンマイル』って映画があるよ」と教えてもらったので早速アマプラで視聴してみました。なるほど、と思う点と話のためにうまく改変してるな、と思う点がありましたが面白かったです。ただ、返品時のチェックは映画で言うほどちゃんとはしてないので、偽物と詰め替えたり砂を詰めたりなど、色々な話がありますよね。。。

倉庫内の歩く距離が大変と言うのはUSの方が過酷という話もあったり、今は人は動かずロボが荷物を運んできたりと、FBAによって色々と違っているようです。なので、どのFBAを狙うのかと入庫先のコントロール考えると代行会社を入れると大変なのではと思ったりとか。映画の本筋とは別なところで別案を考えるのも面白いですね。

これはどこかに置いてあったロボ。

最後に

ということで2ヶ月連続のAmazonネタでした。記憶を頼りにしつつ現状を確認しましたが、結構変わってますね。まぁ、AWSのアクセスキーが必要だったのがIAMになり、更には「Login with Amazonアクセストークン」になったようなので、自社内ツールならお手軽に作れるかも?

なお、細かなことを書くと終わらなくなるので、Amazonから商品カタログを全取得とかのロジックとかは書けませんでしたが、何かの機会があれば。インストアコード変換ロジックも書いてないし、最新状況に合わせるのも面白そうだけど、TSUTAYAとかGEOとかが販売形態変わって来てて役に立たないかも。ソフマップは在庫切れでも商品ページあるけどYAMADAは商品ページなくなるので検索大変とか細かい話もある(あった)んですが、ネタに困ったらなんか考えます。

また、次回、お会いしましょうー

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"サイボウズ公認kintoneエバンジェリスト
カスタマインやデプロイットでも色々とやってます"