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「kintoneを導入したいけれど、自社の特殊な業務に合うのか?」「ITに詳しい社員がいないけれど、自社で作るべきかプロに任せるべきか?」そんなお悩みを抱えていませんか?
kintoneの最大の魅力は、業種や社内体制に合わせて「柔軟な作り方」が選べる点にあります。本記事では、製造業から自治体、電力会社、情報通信業まで、さまざまな業種の成功事例をご紹介します。現場主導で進める「ノーコード内製化」、プロと二人三脚で進める「伴走支援」、プロによる高度な「システム開発」という3つのアプローチから、自社にぴったりの選び方を見つけてください。
| 企業名 | 業種 | 解決アプローチ | 効果 |
| 株式会社タカギ | 製造業 | ノーコード内製化 | 年間約93時間の工数削減 |
| ロジスティード株式会社 | 運輸業・郵便業 | ノーコード内製化 | 社内開発者138人育成・640アプリ |
| 平成ビルディング株式会社 | 不動産業・物品賃貸業 | ノーコード内製化 | 2万件以上の稟議をペーパーレス化 |
| 新富町役場 | 自治体・官公庁 | ノーコード内製化 | 入札業務の残業をほぼゼロに |
| 司法書士法人NCP | 学術研究・専門・技術サービス業 | 伴走支援 | 年間16,080時間の業務削減 |
| 明海グループ株式会社 | 医療・福祉 | 伴走支援 | 決裁期間を1~2日に短縮 |
| 高島株式会社 | 卸売業・小売業 | システム開発 | 見積作成の工数が半減 |
| 関西電力株式会社 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | システム開発 | 月数千件の架電対応が不要に |
| NTTビジネスソリューションズ | 情報通信業 | システム開発 | 最大36万枚の紙を削減 |
第1章:現場の力でここまでできる!ノーコード内製化「カスタマイン」による自社開発事例
1. 【製造業】株式会社タカギ様のkintone活用事例
〜情報の置き場から業務システムに!営業部門が磨き上げた「本当に現場で使えるカタチ」〜
- 抱えていた課題
全国14の営業拠点で日報のフォーマット(WordやExcelなど)がバラバラで、情報集約に手間がかかっていました。情報を一つにするためkintoneを導入したものの、入力フォームが縦に長くて使いづらい、二重入力が発生するなどの不満が現場から上がり、活用が停滞していました。
- kintone×カスタマイン(自社開発)での解決策
現場の営業部門が自らノーコードツール「カスタマイン」を導入し、アプリを使いやすく改修しました。タブ表示で画面をスッキリさせ、ラベルを吹き出しに変更して視認性を向上。さらに、基幹システムへ登録するためのExcelファイル出力機能や、出荷可否問い合わせのプロセス管理など、現場の「ちょっとした不便」を次々と解消しました。
- 導入効果
入力の手間が大幅に減り、現場の営業担当者が積極的にkintoneを使うようになりました。Excel出力機能により取引先マスタ登録業務が年間約93時間削減されるなど、大きな業務効率化を実現。現場主導で「言ったことがすぐ反映される 」というスピード感が現場に根付いています。
2. 【運輸業・郵便業】ロジスティード株式会社様のkintone活用事例
〜大量のプラグインを管理する手間から解放されるためにgusuku Customineに集約して社内活用を推進した〜
- 抱えていた課題
「大量のプラグインを個別に導入・管理する手間」や「無償プラグインが突然使えなくなるリスク」を抱えていました。加えて、ガバナンス強化のための自己監査もExcelで記録しており集計に手間がかかるほか、役員のスケジュール調整などの秘書業務も確定までに延々とやり取りが続くなど、属人化と非効率が課題でした。
- kintone×カスタマイン(自社開発)での解決策
乱立していたプラグインをカスタマインに集約。自己監査アプリでは、監査する部門やカテゴリーを選ぶと必要なチェック項目のみを起票する仕組みを構築しました。秘書業務アプリでも、依頼側に必要な情報を漏れなく入力させ、短時間で予定を確定できる仕組みを整えました。
- 導入効果
監査の改善状況が全社で点数化・把握できるようになり、秘書業務の標準化にも成功。カスタマインによるきめ細かい対応で現場のニーズを満たした結果、社内でカスタマイン利用者が138人まで増加し、640個ものアプリがカスタマイズされて全社的な業務改善が進んでいます。
ロジスティード株式会社様 事例紹介 – アールスリーインスティテュート
〜大量のプラグインを管理する手間から解放されるためにgusuku Customineに集約して社内活用を推進した〜
3. 【不動産業・物品賃貸業】平成ビルディング株式会社様のkintone活用事例
〜「全員が使いこなせるDX」を追求!平均年齢57歳の企業が紙文化を変革した秘訣〜
- 抱えていた課題
稟議書や点検報告書が紙ベースで運用されており、多い時には10人以上の押印が必要な「スタンプラリー」状態でした。誰が書類を持っているか分からず、本社と各拠点間の郵送にも2〜3日かかり、業務が滞ることもありました。また、平均年齢57歳とITツールに慎重な社員も多く、新しいシステムの定着に不安がありました。
- kintone×カスタマイン(自社開発)での解決策
紙の稟議フローをkintoneでアプリ化しました。ITに不慣れな社員でも「めんどくさい」と思わずに直感的に操作できるよう、ノーコードツールのカスタマインを活用。入力が必要なタイミングでだけ項目を表示させたり、入力ミスを防ぐエラーチェックを組み込むなど、「迷わせない仕組み」を徹底的に作り込みました。
- 導入効果
郵送や手渡しで行っていた稟議がワンクリックになり、数日かかっていた承認プロセスが即日で完結するように。2023年以降、2万件以上の稟議をペーパーレスで処理しています。「すぐ伝わる」便利さが社内に浸透し、現場の社員が自発的に「清掃点検アプリ」を開発するなど、DXの文化が芽生え始めています。
4. 【自治体・官公庁】新富町役場様のkintone活用事例
〜専門知識がない自分でもできる! kintoneとgusuku Customineで役場の業務を効率化〜
- 抱えていた課題
共有サーバー上の「1つのExcelファイル」で消耗品申請を行っていたため、編集の順番待ちや取り合いが発生し、各課での取りまとめにも手間がかかっていました。また、入札の審査会資料も紙で印刷しており、軽微なミスが見つかるたびに再印刷・差し替えの無駄な作業が発生していました。
- kintone×カスタマイン(自社開発)での解決策
消耗品管理では、「請求」アプリと「在庫」アプリを連携させ、申請数量を自動で在庫から引く「在庫引当」機能をカスタマインで実装。入札依頼書アプリでは、役職の選択ミスなどを防ぐエラー表示機能を実装し、審査会をパソコン画面で行うペーパーレス運用に移行しました。
- 導入効果
消耗品の申請がいつでも可能になり、各課での取りまとめや転記作業が消滅しました。入札業務でも紙の印刷や差し替えの手間がなくなり、以前は入札依頼側としてミスを指摘されることもあった職員が「今はこの業務で残業することはほぼありません」と語るまでに。異動をきっかけに自らアプリ開発に手を挙げる職員が現れるなど、IT専門知識がなくても現場から業務改善を仕掛けていく文化が育っています。
第2章:プロと一緒にシステムを育てる、伴走支援「キミノマホロ」の事例
5. 【学術研究・専門・技術サービス業】司法書士法人NCP様のkintone活用事例
〜案件管理ツールをkintoneに一元化。年16,080時間の削減など効果多数。 プロと一緒にアプリをつくる「内製化支援」が成功の鍵〜
- 抱えていた課題
年間2万件の相続手続きを行う中で、顧客管理と請求書作成のソフトが分かれており、転記ミスが多発していました。過去に開発業者に「納品」してもらったkintoneアプリは業務に合わず、自社で修正するノウハウもなかったため使われずに放置されていました。
- kintone×キミノマホロ(伴走支援)での解決策
アールスリーが「社外相談役」として伴走し、現場の担当者と一緒にアプリを開発する内製化支援を実施しました。面談情報の入力から独自のExcel帳票出力、請求書作成まで一気通貫で行える仕組みを構築。複雑な業務フローを整理し、現場が使いやすいアプリを二人三脚で作り上げました。
- 効果
請求書の作成時間が1件60分から20分に短縮され、年間16,080時間の業務削減を実現。総務でのダブルチェックでも、以前は人によって差し戻し率が50%に上ることもありましたが、kintone化によって差し戻しは少なくなりました。プロの支援を受けながら開発したことで社内にノウハウが蓄積され、動画マニュアルによる社内浸透も成功し、自社でアプリ改修ができる体制が整いました。
司法書士法人NCP様 事例紹介 – アールスリーインスティテュート
〜案件管理ツールをkintoneに一元化。年16,080時間の削減など効果多数。 プロと一緒にアプリをつくる「内製化支援」が成功の鍵〜
6. 【医療・福祉】明海グループ株式会社 櫻苑様のkintone活用事例
〜アールスリーの伴走サービスで開発の効率化と業務の自動化に成功。グループ全社で4,000枚の書類削減など成果続々〜
- 抱えていた課題
稟議や人事考課を紙で行っており、九州の施設から神戸本社へ郵送して捺印・返送するなど、決裁までに1〜3週間かかっていました。書類の紛失リスクや、出張の多い決裁者が不在の際に業務が滞ることも大きな問題でした。
- kintone×キミノマホロ(伴走支援)での解決策
自社開発で稟議アプリ・人事考課アプリを構築した後、より難しいカスタマイズをするために知識が必要になり、アールスリーの伴走サービス「gusuku Boostone」を導入。ループ処理やWebhook、定期実行といった高度な機能の使い方をプロから学びながら、複雑なアプリ開発にも挑戦できる体制を整えました。
- 効果
出張先でもタブレットから承認できるようになり、決裁期間が1〜2日に短縮されました。グループ全体で年間4,000枚の紙と郵送コストが削減され、稟議の検索もスムーズになりました。内部監査についても効率化が見込まれています。 プロの伴走により高度な機能も実装でき、自社で継続して改善できる開発体制が整いました。
明海グループ株式会社様 介護付有料老人ホーム 櫻苑様 事例紹介 – アールスリーインスティテュート
〜アールスリーの伴走サービスで開発の効率化と業務の自動化に成功。グループ全社で4,000枚の書類削減など成果続々〜
第3章:複雑な業務はプロにお任せ、システム開発「キミノマホロ」の事例
7. 【卸売業・小売業】高島株式会社様のkintone活用事例
〜kintoneで見積作成システムを開発し、約300種類の見積フォーマットを統一。見積作成業務を標準化し、属人化を解消〜
- 抱えていた課題
営業担当者ごとに属人化し、全社で約300種類もの「Excelの見積フォーマット」が存在していました。異動時の引き継ぎが困難なうえ、見積作成作業が一部の事務担当者に集中し、多い日で1日40件の対応に追われる重労働となっていました。
- kintone×キミノマホロ(システム開発)での解決策
アールスリーの開発で、300種類あったフォーマットを数パターンにまとめ、kintone上で雛形として呼び出せる仕組みを構築。得意先情報や商品価格が自動セットされる仕様やワークフロー機能を実装し、さらに基幹システムとの連携も実現しました。
- 効果
見積作成に必要な工数が半減し、社内に3人必要だった業務が管理者1人と外注先で回せる体制に。また、kintoneの見積データを基幹システムで流用できるようになり、受発注業務も大幅に効率化。この功績により担当者は社内表彰を受けています。
高島株式会社様 事例紹介 – アールスリーインスティテュート
〜kintoneで見積作成システムを開発し、約300種類の見積フォーマットを統一。見積作成業務を標準化し、属人化を解消〜
8. 【電気・ガス・熱供給・水道業】関西電力株式会社様のkintone活用事例
〜業務理解から始まったシステム開発。現場を巻き込んで実現した業務改善と、JavaScriptからの脱却〜
- 抱えていた課題
電気の契約変更手続きで名義などの不備があった際、お客様に電話で確認していましたが、繋がらないことが多く、毎月数千件も発生する架電に多大な時間と心理的負担がかかっていました。また、既存のkintoneアプリはJavaScriptでカスタマイズされており、業務の変化に合わせて自社で改修することが困難でした。
- kintone×キミノマホロ(システム開発)での解決策
アールスリーがシステム全体の設計・開発を行い、Webフォームや外部連携サービスとkintoneを連携。お客様自身がスマホから不備内容を修正できる仕組みを構築し、ステータスの自動更新や配送先の切り替えといった裏側の処理はカスタマインで実現しました。また、既存アプリで使われていたJavaScriptカスタマイズについても、順次カスタマインへの置き換えを進めました。
- 効果
不備対応時の電話連絡が不要になり、外部委託していたコールセンターの費用削減と心理的負担の軽減を実現しました。また、Webフォームでの入力によりヒューマンエラーも減少しています。さらに、ブラックボックス化していたJavaScriptをカスタマインに置き換えたことでシステムの保守性が向上し、各部署が自分たちで業務に合わせてアプリを改修できる体制が整いつつあります。属人化を防ぎながら、現場主導で改善を進められる体制に、着実に近づいています。
関西電力株式会社様 事例紹介 – アールスリーインスティテュート
〜業務理解から始まったシステム開発。現場を巻き込んで実現した業務改善と、JavaScriptからの脱却〜
9. 【情報通信業】NTTビジネスソリューションズ株式会社様のkintone活用事例
〜総勢700人が利用する大規模な受注管理システムをkintoneで構築し、年間36万枚の紙削減など多数の効果を実感〜
- 抱えていた課題
年間約18万件のフレッツ光回線の受注処理を、電話・書類・Excelなど「人の力」に頼って行っており、業務分担やフォーマットがセンターごとにバラバラで生産性にムラがありました。少子高齢化で社員数が減る一方、仕事量は変わらないというギャップも課題でした。
- kintone×キミノマホロ(システム開発)での解決策
代理店とセンターの合計700アカウントが利用する「コンサルアプリ」は、社外連携やセキュリティ確保への配慮が必要だったため、開発をアールスリーに依頼しました。 受注番号を画面上部に固定表示して情報の取り違えを防止したり、代理店に入力してほしい項目をgusuku Customineで黄色くハイライトするなど、使いやすい画面設計を実現しました。また、抜け漏れが起きやすいkintoneのコメント機能に代わり、返信要否やステータス管理ができる独自の「コメント機能」も開発しました。
- 効果
代理店とのやり取りで使っていた紙を最大36万枚削減。従来は1案件あたり平均4回ほど発生していたセンターと代理店間のやり取りも、1度の入力依頼で完結できるようになりました。非同期でのやり取りが可能になり、代理店とのコミュニケーションが効率化されました。人員が減少する中でも業務を維持できており、業務効率化の効果を実感しています。
NTTビジネスソリューションズ株式会社様 事例紹介 – アールスリーインスティテュート
〜総勢700人が利用する大規模な受注管理システムをkintoneで構築し、年間36万枚の紙削減など多数の効果を実感〜
3つのアプローチ、自社に合う選び方は?
今回ご紹介した9社の事例は、業種も課題もさまざまですが、それぞれが「自社に合った進め方」を選んだからこそ大きな成果につながっています。どのアプローチが自社に適しているか、最後に整理してみましょう。
ノーコード内製化に向いているのは、どんな企業?
株式会社タカギ様やロジスティード株式会社様のように、自分たちの手でアプリを育てていきたい企業に向いています。ノーコードツールのカスタマインを使えば、専門知識がなくてもスピーディーに改善を重ねられます。
伴走支援に向いているのは、どんな企業?
司法書士法人NCP様や明海グループ株式会社様のように、内製化を目指しつつも「最初の一歩」や「難しい部分」だけプロの手を借りたい企業に向いています。プロに相談しながら進めることで、自社にノウハウを蓄積しながら開発できます。
プロによるシステム開発に向いているのは、どんな企業?
高島株式会社様や関西電力株式会社様、NTTビジネスソリューションズ株式会社様のように、社外との連携やセキュリティ対応など、専門性の高い開発が求められる企業に向いています。複雑な要件も、プロに任せることで安心して形にできます。
自社の体制やリソースに応じて、これら3つのアプローチを柔軟に組み合わせられるのがkintoneの強みです。
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