【エブリサイト活用事例】急な大規模アクセスが想定される企画サイトでも、短期間で構築・公開できた話

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こんにちは!アールスリーインスティテュートでデザイナーをしている、まきんちょです。

普段は、エブリサイトのUIデザインをはじめ、各種クリエイティブ制作やサイト構築などを担当しています。

今回は、「琉球ゴールデンキングス」の試合にあわせて実施した「スマートフォン壁紙ダウンロード企画」について紹介します。

「琉球ゴールデンキングス」とは

琉球ゴールデンキングスは、沖縄県を本拠地とするプロバスケットボールクラブです。

B.LEAGUE(B1)を代表する人気クラブの一つであり、沖縄サントリーアリーナを埋め尽くす熱狂的なホームゲームでも知られています。

また、B1リーグ西地区の強豪クラブとして、5年連続でチャンピオンシップへ出場。
2022-23シーズンにはB.LEAGUE初優勝も果たしています。

https://goldenkings.jp

アールスリーインスティテュートは、2023年より琉球ゴールデンキングスのオフィシャルパートナーとして、さまざまな取り組みを行っています。

冠パートナーを務めたセミファイナル GAME1

2026年5月15日(金)に開催された「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26 セミファイナル」のGAME1では、アールスリーインスティテュートが冠パートナーを務めました。

チャンピオンシップは、B.LEAGUE(B1)の年間優勝チームを決定するプレーオフトーナメントです。

レギュラーシーズンを勝ち抜いた上位クラブのみが出場できる大会で、琉球ゴールデンキングスは5年連続で出場しているB1リーグ屈指の強豪クラブです。

その試合にあわせて、来場者向けにオリジナルデザインのスマートフォン壁紙がダウンロードできる企画を実施。
会場内デジタルサイネージに表示した二次元バーコードからアクセスを促し、多数の来場者が同時にアクセスすることを想定した企画サイトを構築しました。

壁紙はお見せできませんが、この日のための限定デザインでした。

会場となった「沖縄サントリーアリーナ」は、スポーツイベント時で約8,500人規模を収容できるアリーナです。

短期間での公開と、アクセス負荷への対策が必要でしたが、弊社のgusuku Everysite(グスク エブリサイト)を活用することで、サイト制作から公開・運用までを3営業日でスムーズに進めることができました。

社外もチームだ!
エブリサイトで社外DXを!

gusuku Everysite(グスク エブリサイト)は、kintoneをはじめとした複数のサービスと連携し、そのデータを自由なレイアウト・挙動でWebサイトとして入出力できるフロントエンド開発サービスです。

なお、試合は85 vs 65で「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」に勝利。

アールスリーインスティテュートが冠パートナーを務めた試合では、現在無敗を継続中です。
(今回でまだ2試合目ではありますが、嬉しい結果となりました🎉)

実質2日でサイトを構築・公開

今回のスケジュールは以下のような流れでした。

  • 5/12(火)夜:アールスリーインスティテュートの冠パートナー実施決定
  • 5/13(水):デジタルサイネージデザイン制作 / サイト着手
  • 5/14(木):壁紙ダウンロードサイト本構築
  • 5/15(金)19:00 TIP-OFF

5/12(火)の時点では、冠パートナー実施は決定していたものの、具体的な施策内容までは固まっていませんでした。

その後、「来場者向けにスマートフォン壁紙を配布したい」という案が上がり、急遽ダウンロードサイトを構築する流れとなりました。

さらに今回は、

  • 試合会場からの一時的なアクセス集中
  • 二次元バーコード導線
  • 試合当日の開場までに公開

といった条件もありました。

実際には、試合当日のお昼頃には公開まで完了しており、開場前には問題なく運用を開始できました。

チャンピオンシップという大舞台で、多数の来場者が会場内デジタルサイネージに表示された二次元バーコードからアクセスする可能性もあり、一時的なアクセス集中を想定した運用が必要でした。

通常、このようなケースでは、

  • サーバー準備
  • ドメイン・SSL設定
  • CDN
  • 配信容量
  • 突発アクセス対策

などを考慮する必要があります。

しかし、エブリサイトを利用することで、これらを大きく意識することなく、短期間でそのまま公開対応を進めることができました。

(ちなみに、どれくらいの規模感かというと、冠パートナー試合の翌日の試合では、最多来場者数8,827人をマークしていました。)

壁紙ダウンロードサイトの構成

エブリサイトの「ベースページ」画面

まずは共通項目である「ヘッダー」「フッター」を「ベースページ」に用意します。

今回はスマートフォンのみを考慮するため、単純な1カラム構成で作っています。

レスポンシブ対応(PCやタブレットでの見栄え調整)はほとんどしていません。

全部で2Pしかないので、ベースページも1つだけ用意しました。

「ベースページ」の「画面デザイン」

エブリサイトの「ページ一覧」画面

「ありがとうございましたページ」はclosed.htmlという名前でテスト公開して確認していました。
(現在は「ありがとうございましたページ」がindex.htmlとして公開されています。)

全体像

https://gogokings.everysite.net/index.html

※現在は公開終了しています。

お見せ出来ないのが残念ですが、こんな感じの壁紙ダウンロードサイトでした。

2種類のサイズを用意しています。

テスト公開URLで確認作業もスムーズに

今回特に便利だったのが、エブリサイトのテスト公開URL機能です。

制作途中の状態でもURL単位で確認依頼を行えるため、

  • スマートフォン表示確認
  • ダウンロード導線確認
  • 文言チェック

などを、公開状態に近い形で進めることができました。

作り始めたばかりのテスト公開ページ。当初は「リッチテキスト」でサイト名を入れていました。

イベント施策では、限られた時間の中で確認作業を複数回行うケースも少なくありません。

エブリサイトのテスト公開URLは、ランダムなサブドメインで生成されるため、テスト公開ごとにURLが保持されます。

そのため、

  • 「前回デザイン」
  • 「修正版」
  • 「最終版」

を並行して確認したり、見比べながら確認を進めることも可能です。

また、テスト公開URLは一定期間で自動的に閲覧できなくなるため、公開前データが長期間残り続けない点も安心です。

壁紙データは「メディアライブラリ」で管理

エブリサイトでは、kintone連携を利用して、kintone側で管理している画像ファイルをサイトへ連携する構成も可能です。

今回については、

  • 短期間構築
  • シンプルな運用
  • スピード重視

という観点から、エブリサイトの「メディアライブラリ」に壁紙画像をアップロードし、そこから直接ダウンロードさせる構成を採用しました。

これにより、

  • 壁紙画像データ管理
  • 差し替え
  • 公開URL管理

をエブリサイトのみで完結でき、短期間でもスムーズに運用できました。

公開終了後の切り替えもシンプルに対応

今回の壁紙ダウンロードサイトは、試合終了後に公開終了する前提で運用していました。

そこで事前に、

  • index.html(公開中ページ)
  • closed.html(終了ページ)

をそれぞれテスト公開し、表示確認を実施。

公開期間中は index.html を公開し、終了タイミングで closed.html を index.html に差し替えることで、スムーズにクローズ対応を行いました。

イベント・キャンペーン系サイトでは、「公開する」だけでなく、「安全に終了する」ことも重要です。

事前に終了ページを準備しておくことで、短期間施策でも安心して運用することができました。

SNSでの告知

今回の施策については、前日にSNSでも告知を行いました。

なお、実際のサイトURLはSNS上では公開しておらず、会場内デジタルサイネージに表示した二次元バーコードからのみアクセスできる運用です。

実際にどれくらいのアクセスがあったのかを見ていきましょう。

二次元バーコード経由で2,500超のスキャン

今回の二次元バーコードは、外部サービスである「ME-QR」を利用して発行しました。

ME-QRは、二次元バーコードの生成に加え、

  • スキャン数
  • 時間帯
  • アクセス状況

などを確認できるサービスです。

今回の施策では、5/15〜5/16の期間で、

  • 合計スキャン数:2,565(延べ数)
  • 一意のデバイススキャン数:2,382(ユニークスキャン数)

という結果になりました。

また、壁紙ダウンロードサイト(gogokings.everysite.net)自体のアクセス数は、

  • 約40,000hit

となっており、短期間のイベント施策としては非常に多くのアクセスが発生しました。

約8,500人の来場者に対して、会場内デジタルサイネージから二次元バーコードでのアクセスを促す構成でしたが、エブリサイト上で大きな問題なく運用することができました。

急な施策でも、すぐ公開できる環境が重要

今回の事例を通して、エブリサイトは特に、

  • イベント・キャンペーン施策
  • 短納期サイト
  • 一時的な大量アクセスが見込まれるサイト

との相性が非常に良いと感じました。

単純に「サイトを作れる」だけではなく、

  • 配信容量やアクセススパイクを大きく意識しなくてよい
  • 確認依頼しやすい
  • すぐ公開できる
  • 公開終了まで運用しやすい

という点まで含めて、短期間の大規模施策に適した運用を実現できた事例になりました。

実際、キングスご担当者様からも、

「あんな短時間でここまで用意できてびっくりしました」

というお言葉をいただき、スピード感を評価いただけたのは印象的でした。

チャンピオンシップ ファイナル(決勝戦)は5/23

B1リーグの年間王者(日本一)を決める決勝戦のGAME1は5/23(土)です。

アールスリーインスティテュートは引き続き琉球ゴールデンキングスを応援しています👑🌺

投稿者プロフィール

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まきんちょ
デザイナーです。
Webデザイン、コーディング、グラフィックデザイン、CMS構築までなんでもござれ!